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ポーランド支部の夏合宿が8月15日(水)から18日(土)の3泊4日の日程で、ポーランドのヤセック・チェルニーク支部長の主催で実施された。合宿には国際委員の五来克仁師範と昨年第49回全日本大会4位・上田幹雄が指導に赴き、主催国のポーランドをはじめ、近隣のドイツ、リトアニア、ハンガリー、アルジェリア、スロバキア、ウクライナ、ベラルーシ、ベルギー、オランダの10カ国から240名以上が参加した。

初日午後の第1回目の稽古は上田の指導で改定ルールにおける捌き技や押しなどの技術が行われ、2日目の早朝稽古は五来師範の指導で基本と移動、午前と午後の稽古は弐段以上は五来師範が型とその分解、初段以下は上田が主に組手の受け返しの技術を指導した。

3日目から審査が始まり、審査を受けない参加者は午後はヨーロッパ支部の各師範による指導、最終日は全員で連続組手が行われ、合宿全体の稽古を締め括った。

初めてポーランドに指導に訪れた上田は「海外の道場生が日本語で号令をかけ、日本の文化に対する造詣の深さを感じました。日本で空手を学びたいという人も多く、自分が今まで当たり前に稽古してきた環境が、実は海外の道場生から見れば非常に恵まれた環境であることを実感し、彼らの思いを形にするためにもこの経験を大会で発揮したいと強く思いました」と感想と大会に向けた決意を語った。

◎横浜北支部