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2018年ロシア支部冬合宿が1月9日(火)から16日(火)まで実施され、国際委員の五来克仁師範、総本部正指導員のアルトゥール・ホヴァニシアン師範、昨年第49回全日本大会3位の荒田昇毅の3名が指導に赴いた。
今回の合宿はアレキサンダー・イパトフ支部長の主催で、首都モスクワ郊外において行われ、ロシア国内40地域から支部長・道場責任者、選手や一般道場生など300名以上が参加した。
合宿の稽古は1日3回行われ、早朝の稽古は2004年第36回全日本大会で4位に入賞経験のあるマキシム・ディディック支部長が担当し、他の2回は五来師範、アルトゥール師範、荒田が指導に当たり、改定ルール等の技術向上を目的とした様々なセミナーが行われた。
最終日には昇段昇級審査が行われ、53名が審査に臨み、組手審査では荒田も相手役に加わり、受審者に自らの技術や経験を伝えた。

今回初めて海外での合宿に参加したという荒田は「モスクワの空港に着いてから、帰国する飛行機に乗るまですべての時間が自分にとって貴重な経験になりました。言葉の壁もあり伝えることの難しさもありましたが、いざ稽古になるとロシアの皆さんは日本と同じように稽古し、号令や技の名前もすべて日本語で行っていて、空手母国・日本に対する尊敬の念を強く感じました。今回の合宿に参加できたことは今後の自分にとって必ずプラスになると確信しています。このような機会を与えて頂いた松井館長をはじめ、現地でお世話になったイパトフ師範、ロシア支部の方々、五来師範、アルトゥール師範、そしてサポート頂きました総本部の皆様に心から感謝致します。自分は現役選手なので、試合に勝つことや試合場できちんとした立ち居振る舞いを見せることによってお世話になった方々に恩返ししたいと思います」と感想と決意を述べた。

◎千葉県中央支部