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 1月11日(水)、東京都渋谷区の本部直轄代官山道場にて、2018年最初の稽古始めとなる総本部鏡開きが早朝午前6時30分より実施された。稽古には松井章奎館長、郷田勇三最高顧問、山田雅稔総本部長をはじめ、全国各地から支部長や指導員、昨年第49回全日本大会優勝者の髙橋佑汰らトップ選手、一般道場生など約100名が参加し、基本稽古を中心に約1時間にわたって大きな気合いを轟かせた。
 稽古後には道場にて小宴が催され、松井館長より「極真会館は2014年に創立50周年を迎え、現在は今後の50年に向けて様々な改革に取り組んでいます。一昨年に施行したルール改定もそうですし、今年は6月にセミコンタクトルールの競技会を実施する予定でいます。この競技会は我々に技術的に欠けているものを補うことと、現状の少年部の競技会を改善しようというところから始まったもので、WKF(世界空手連盟)のオリンピックルールとの親和性や互換性を持つという側面もあります。4月の国際親善大会の際にルール等の詳細を正式発表して6月に実施という、一昨年のルール改定と同じ流れになりますので、ぜひ皆さんも積極的に参加していただきたいと思います。今年の全日本大会は50回目の記念大会であると同時に来年の第12回世界大会日本代表選手選抜戦になり、来年が極真会館の最大行事である無差別世界大会、その翌年には東京オリンピックが開かれます。短期的にこの2、3年が非常に重要な時期になりますので、この2018年がそれらに向けて拍車をかける年になるように皆様と共に力強く歩んでいきたいと思いますので、本年も宜しくお願い致します」と挨拶があった。
 続いて待田京介総本部顧問が乾杯の音頭を取って開宴。山田総本部長をはじめ各支部長、髙橋佑汰ら全日本選手の挨拶の後、2017年の総本部年度賞の授賞式があり、郷田最高顧問による一本締めで盛況の内に中締めとなった。