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ルーマニア支部の夏合宿が7月16日(日)から21日(金)の6日間、黒海に面したエフォリエ・スドでルーマニアのフロリアン・トアダー支部長の主催で行われた。参加者は160名を超え、日本から名古屋中央支部支部長で日本代表監督を務める木山仁師範が指導に赴いた。
稽古は、早朝の海岸稽古、昼・夕方(共に体育館)と一日3回行われ、木山師範は初日は基本、移動、型といった空手の基礎的な技術や考え方を指導し、2日目以降は主に改定I.K.O.ルールに則った押しから攻撃へのつなぎ、上段蹴りや足掛けからの残心など組手の技術稽古が中心になった。また20日の昼稽古の時間に昇段昇級審査が行われ、約60名が受審した。
初めてルーマニア合宿に参加した木山師範は「今回の合宿は小学校高学年から中学生・高校生のユース世代の参加者が多く、素材的には他のヨーロッパの強い国の選手と遜色ないものを感じました。またフロリアン支部長も選手育成に対する意識が高いので、今後各地の大会に参加するなど経験を積み、技術を習得して自信を付けていけば強い選手が生まれてくるのではないかと思います」と期待を寄せた。
今年11月には、ルーマニアの首都ブカレストで体重無差別のヨーロッパ空手道選手権大会が開催される。

◎名古屋中央支部