昇段レポート


「総本部合宿での貴重な体験」
松永 敏/参段/静岡駿河支部

この度は昇段審査を受審させていただき戸田師範をはじめ当日来て下さった先輩後輩の皆様、また今回は総本部より神尾師範にもお越しいただきまして誠にありがとうございました。

入門してから13年が経ち、3度目の昇段審査を受審するにあたり、審査という目標に向っていく中で今回も様々な勉強をさせていただきました。

特に総本部合宿におきましては松井館長の御指導による館長稽古、館長講話といった貴重な体験をさせていただきました。

館長稽古では、どんな意識で稽古に臨むか、どんなところを注意して稽古するのか、動作の意味や稽古に対する心構えなどの説明があり、大変勉強になりました。

私は松井館長のDVDをよく観ます。その中で館長がおっしゃっていた「棒跳びは出来ない、拳立ては出来ない、逆立ちは出来ない。これではどこをどう審査すれば良いのか。大切なのはこの様なことも出来なくてはならないという君たちの意識の問題だ! 出来ないことを出来るようにすること、それが稽古だ」という言葉を思い出しました。

松井館長のDVDには、どんな意識で稽古をするのかを私たちに問う場面がたくさん出てきます。総本部合宿に参加させていただいて、改めてその言葉の意味を教えていただいた気がします。

審査の当日には神尾師範からも基本から正しい動作で覚え、指導している人はそれを正しく伝えていって下さいとの言葉をいただきました。最近では戸田師範からも、理にかなった組手をするようにと言葉をいただいています。

これらの言葉の意味をしっかりと理解し、教えていただいたことを正しく伝えていくと同時に、今後も自分自身の修行を重ねていきたいと思います。押忍。