師範のことば

山田雅稔 師範

2013年5月3日

山田雅稔 師範
(やまだ・まさとし)
1953年12月27日、東京都出身
68年、極真会館総本部入門
78年8月、東京都下城西支部を開設
多くの全日本チャンピオンや優秀な指導者を輩出する
現・極真会館関東地区本部長、東京城西支部 支部長

『極真空手を学んで得られること』

極真空手の素晴らしさは、老若男女すべての方が参加できるとともに、道場稽古を通して知らず知らずのうちにさまざまな成果が得られることです。極真空手のクラスは少年部・一般部・女子部・壮年部からなります。クラスを問わず、極真空手を学ぶことによって皆さん礼儀正しく心身ともに強くなります。

また、それぞれのクラスごとに次のような副次的効果もあります。

①少年部・・・大山総裁が提唱された極真会館の理念は『頭は低く、目は高く、 口を慎んで心広く、孝を原点として他を益す』というものです。その理念を学ぶことによって、「いじめ」に負けない心を作ります。また、「仲間をいじめるような人間にはならない」精神も育成されます。
②一般部・・・ストレスの解消や健康増進が図られます。護身にも適しています。
③女子部・・・護身術が身につきます。稽古を通じて健康になるので、結果として美容効果もあるようです。
④壮年部・・・いわゆる養生(ようじょう・・・病気にかからず丈夫でいられるようにつとめること)法としての効果があります。中高年のアンチエイジング(老化防止)にも最適です。

もともと軟弱だった私自身も空手修行を通して心や体の強さを手に入れることができました。そして何よりも極真空手をともに学ぶ中でできた多くの仲間が私の大きな財産となっています。

私が大変誇りにしている極真会館の道着に袖を通した皆さんと一緒に稽古し、ともに汗を流し合えたら最高ですね。

◎極真会館東京城西支部