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 チェコ支部の夏合宿が6月21日(水)~25日(日)まで行われ、チェコ、フランス、ドイツ、ポーランド、スロバキアから一般部を中心に総勢49名が参加した。また、今回の合宿はチェコのヤン・ソウクップ支部長の主催で実施され、2003年第8回世界大会優勝者で現在日本代表監督を務める木山仁師範(愛知名古屋支部 支部長)が招待されて指導に当たった。
 合宿前日にチェコの首都プラハに到着した木山師範は、その日の夕方にプラハ道場の少年部のクラスの指導を行い、その後に合宿地に移動して、翌日早朝から合宿がスタート。木山師範は、1日3回の稽古の指導を行い、その内容は基本、型、補強、組手と多岐にわたった。まず基本稽古・移動稽古といった基本的な技術指導に重きが置かれ、次に型とその中の一つ一つの動作の細かい解説に多くの時間が割かれた。また組手指導では、改定ルールの説明と、押しや捌きなど新たに認められた技術を応用した技から残心までの流れの講習が行われ、合宿3日目には昇段昇級審査と夜はサヨナラパーティーも催された。
 木山師範は「鹿児島支部時代の後輩にあたるソウクップ支部長とは、現役時代から現在に至るまでお互いに刺激し合いながら活動を続けてきました。その彼が母国で頑張っている姿を見て、また彼の生徒達と共に稽古する時間を共有できて、大変嬉しく思いました。今回の合宿は一般部が対象でどちらかと言えば組手を好む傾向があったので、逆に基本や移動の大切さを丁寧に指導したのと、組手は改定ルールに則った技術指導が中心になりました。ソウクップ支部長は日本での修行経験も長く、空手に対する情熱も人一倍持っていますから、そんなソウクップ支部長の下でチェコの極真空手が益々発展していくことを期待したいと思います」と感想を述べた。

◎愛知名古屋支部