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公益財団法人 全日本空手道連盟の講師の指導による第4回目の講習会が6月18日(土)本部直轄代官山道場にて実施された。
今回は15時より竹川達男先生の形(型)稽古、16時より横道正明先生の組手の指導が行われ、まず形稽古では基本の突きや受け、前蹴り、廻し蹴りが指導された。「剛柔流は引き手の位置が比較的高いのですが、それは相手と近い間合いで戦うことを想定しているためで、引き手が高ければ相手の顔を最短距離で叩くことができます」と竹川先生。受けに関しても「松濤館など他の流派は直線的に受けますが、剛柔流は円の動きで受けます。円の動きはスピードは遅いのですが、威力が出るので、受けがそのまま攻撃になるので相手の腕や足を折るようなつもりで受けてください」と説明された。最後はサンチンの形を復習して形の稽古を終えた。
続いて組手稽古では、前屈下段払いからの追い突き、逆突き、前蹴り、廻し蹴り、組手の立ち方からの突き蹴りの稽古が行われた。横道先生からは「体を上下させると相手にタイミングを読まれてしまうので、体を揺らしたり流されたりしないようにしてください」と注意があった。また「上半身の力を抜き、カカトを浮かしてリズムを取りながら構え、下半身を意識して自分の腰を相手にぶつけるつもりで前に出て突きを打つこと」との説明があった。
次回の講習会は、来週25日(土)15時より行われる予定である。

■講習会に参加した支部長のコメント
今西登之彦支部長(横浜北支部)
「今回初めての参加ですが、私が普段の稽古で指導していた内容と合致しているところもあり、その点は良い意味で確認作業ができました。先生方の指導や解説を活かして生徒たちに伝えていきたいと思います」

細野由人支部長(群馬県西支部)
「先週に続いて2回目の参加です。普段とは異なる体の使い方をするので、筋肉痛にもなりますが、その分勉強にもなります。これからも都合をつけてなるべく参加したいと思います」