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UFC世界ウェルター級チャンピオン、極真空手出身で”GSP”の愛称で知られるジョルジュ・サンピエール選手(30歳/カナダ)が2月22日(水)、松井章圭館長を訪問した。サンピエール選手は地元カナダで7歳から極真空手を始めて格闘家としての基礎を養い、2002年にMMAデビュー。04年からUFCを主戦場に移し、08年に世界ウェルター級王座を獲得以降、現在まで6度の防衛に成功している世界最高峰のMMAファイターの一人。今回の来館は、初めて日本を訪れたサンピエール選手が、自らの格闘技のルーツである極真の長である松井館長に挨拶したい、との希望により実現したもので、「私は子供の頃から大山倍達総裁と松井館長に憧れていました。大山総裁は残念ながらこの世にいませんが、松井館長にお会いできて小さい頃からの私の夢が叶いました」と喜びを語った。

松井館長はサンピエール選手の数々の功績を称え、参段の黒帯と道着を贈呈し、現在は負傷で試合欠場中のサンピエール選手に、「待つ事も修行の一つ、今は、身体のケアに専念して、頑張って下さい。今後益々の活躍を期待しています」とエールを送った

 

初めて極真会館を訪れたサンピエール選手に、松井館長より参段の帯と認定証が贈呈された

松井館長より参段の帯が贈呈され、笑顔を浮かべるサンピエール選手

ジョルジュ・サンピエール(Georges ST. Pierre)
1981年5月19日、カナダ・ケベック州出身
7歳から極真空手を始め、18歳から柔術、レスリングを学び、
02年MMAデビュー、04年UFC初参戦
06年11月に世界ウェルター級王座獲得
07年4月に初防衛に失敗するが、07年12月に同級暫定王座獲得
08年4月に王座統一に成功し、以降6度防衛
MMA戦績24戦22勝2敗
178cm、77kg、極真空手参段
トライスタージム/ジャクソンズMMA所属