第10回全世界空手道選手権大会レポート
- 2011年11月06日
- お知らせ
第10回世界大会入賞者
11月4日(金)~6日(日)、東京体育館にて『第10回オープントーナ メント全世界空手道選手権大会』が開催され、世界120ヵ国以上の国々の予選を勝ち抜いた192名が出場し、3日間で1回戦から決勝まで全192試合が行われた。決勝は、昨年の第42回全日本大会で優勝したタリエル・二コラシヴィリ(ロシア)と4年前の第9回大会優勝者で2連覇が期待されたエヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)との間で争われ、再延長まで計7分間の激闘の末、二コラシヴィリが判定でテイシェイラを下し、ロシア人初の世界チャンピオンの座に輝いた。また、弱冠20歳の優勝は史上最年少記録でもある。
ベスト8には3位にゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)、4位に赤石誠(日本)、5位にザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)、6位にニコライ・ダヴィドフ(ロシア)、7位にオレクサンダー・イエロメンコ(ロシア)、8位にイリヤ・カルペンコ(ロシア)がそれぞれ入賞。ロシアを中心とした世界的なレベルアップに伴い、ベスト8に勝ち残ることも困難な状況の中で、赤石誠は4回戦で前回大会4位のダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)、5回戦で欧州の強豪パブロ・エステンソロ(スペイン)を下すなど健闘が光った。
王座奪回が期待された日本は、入賞者は前回同様1名だったが、ベスト16には赤石の他にロシアの強豪イゴール・ティトゥコフを破って技能賞を獲得した澤村勇太、荒田昇毅、村田達也、安島喬平が残り、他にもベスト32に残った鎌田翔平、木下成準など、特に20代前半の若い選手の今後の活躍が期待される。
また、大会では9月14日に他界したボビー・ロー師範の追悼セレモニーが行われた他、歌舞伎俳優の中村獅童さんによる演舞『獅子乱舞』、修心流居合術兵法 修心館の町井勲館長による演武が披露されて大会に華を添えた。
▼決勝戦
○タリエル・二コラシヴィリ(ロシア)
再延長優勢勝ち
本戦1-1
延長2-0
再延長3-0
●エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)
▼3位決定戦
○ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)
優勢勝ち
本戦5-0
●赤石誠(日本)
▼準決勝戦
○タリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)
再延長優勢勝ち
本戦1-0
延長2-0
再延長4-1
●ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)
▼準決勝戦
○エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)
優勢勝ち
本戦5-0
●赤石誠(日本)
▼準々決勝戦
○ゴデルジ・カパナーゼ(ロシア)
優勢勝ち
本戦5-0
●オレクサンダー・イエロメンコ
▼準々決勝戦
○タリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)
延長優勢勝ち
本戦2-0
延長3-0
●ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
▼準々決勝戦
○赤石誠(日本)
優勢勝ち
本戦5-0
●ニコライ・ダヴィドフ(ロシア)
▼準々決勝戦
○エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)
優勢勝ち
本戦5-0
●イリヤ・カルペンコ(ロシア)
左からテイシェイラ、二コラシヴィリ、カパナーゼの大会ベスト3
第10回全世界空手道選手権大会入賞者
The 10th World Open Karate Tournament Result
歌舞伎俳優・中村獅童さんによる特別演舞
修心館・町井勲館長による居合の演武
ボビー・ロー師範の追悼セレモニーにご遺族のバーバラ・ローさんが出席
※11月26日(土)発売の『ワールド空手2012年1月号』に詳しいレポートが掲載されます。ぜひご覧ください。

