ニュースリリース

第41回全日本大会NEWS・総本部の誇りを胸に赤石誠が初優勝を誓う

 2年連続ゼッケンNo.1にエントリーした第4回世界ウェイト制重量級3位の赤石誠(総本部)。赤石は、常々「ゼッケン1番と(最後の)128番の選手は、必ず決勝戦まで勝ち上がらなければならない」と極真全日本の伝統を誰よりもよく理解している。しかし、昨年は自身初のベスト8入賞ながら準々決勝で涙を飲んで6位。この悔しさを爆発させたのが、先の第4回世界ウェイト制大会だ。
 全日本チャンピオンの谷口誠(鹿児島支部)とともに重量級にエントリーし、初戦で世界無差別5位のアンドレイ・ステピン(ロシア)を撃破。北極熊のような圧倒的パワーを誇るステピンを相手に、不利の予想を覆し、その実力が世界のトップ級と肩を並べるまでに成長したことを証明した。だが、迎えた準決勝では急成長中のザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)に惜敗。そのダミヤノフも決勝戦では優勝したミハエル・コズロフ(ロシア)の前では子供のようにあしらわれ、それは赤石が本当のトップを獲るまでに、まだいくつもの試練があることを意味していた。赤石にとって、その最初の試練となるのが今回の全日本大会なのである。

Aka-1.JPG
今回の全日本では「魂が強くなったことを証明したい」と赤石

Aka-2.JPG
成嶋師範代が指導するサーキットトレーニング。相手に押し負けない体力が付いた

Aka-3.JPG
組手稽古でキレのある蹴りを繰り出す赤石。リーチを活かした大技が武器だ

魂の部分の向上を目指す

ーー世界ウェイト制大会では重量級3位という成績でした。
「優勝を目標にしていたので当然納得はしていないですし、その反省点を今回の全日本で活かしたいというのが現在の心境です。反省点とは、技術的な部分や肉体的な部分よりもむしろ内面、つまり"魂"の部分が自分には足りなかったということです。そのことは自分でも自覚していましたし、木山(仁)監督からも試合後に指摘を受けました」
ーー"魂"の部分とは、具体的に言うと?
「例えば試合の中で、劣勢になったときに諦めない気持ちだとか、ダメージがあったとしても表面に出さないとか、また気合いを入れて声を出すことによって自分の力を引き上げていくとか。あとは普段の稽古の中で、限界まで自分を追い込み、さらにその段階からもうひと頑張りする。つまり、勝ちたいという気持ちに徹し、どんなに苦しくても諦めない、自分に負けないということです」
ーー世界ウェイト制後の稽古は順調ですか。
「世界ウェイト制は入賞はしましたが結果として決して満足いくものではなかったので、大会後すぐに気持ちを全日本にシフトして継続して追い込んだ稽古をしています。昨年の全日本が終わってから8月の世界ウェイト制に照準を当てて稽古してきて、その延長として3ヵ月後の全日本があるわけですから、例年に比べ準備期間も長いですし、より充実した稽古ができているという感触があります。おかげでコンディション的にも過去最高の仕上がりで本番に臨めると思います」

松井館長以来の全日本優勝を

ーー稽古のメニュー的にはどのような感じですか。
「本部の競技選手会ではスパーリングやミット稽古、息上げ。帯研(黒帯研究会)では基本、移動稽古や本部の伝統的な回転稽古など。そして成嶋(竜)師範代の特別稽古では主にサーキットなど体力強化と技術的な研究や修正などで、これが3本柱になっています」
ーー今年の赤石誠は昨年とはここが違う、というような部分はありますか。
「やはり最初にも言いましたが、"魂"の部分ですね。昨年の全日本で自分は木立(裕之)選手に敗れたのですが、その試合で木立選手が見せたような執念とか、あるいは世界ウェイト制で森(善十朗)選手が最後に見せた爆発力を、今年は自分が発揮したいと思います」
ーー対戦相手の研究はしていますか。
「当然同じブロックの選手や対戦する可能性のある選手のことは頭に入っています。ですが誰が相手であろうと、相手がどんな組手をしてこようと、自分の動きでそれを凌駕して飲み込むような展開にしたいと思います。成嶋師範代からも、もっとアグレッシブに行けと言われているので、展開としては自分からどんどん前に出て仕掛けていきたいですね。あとは自分の立場上、単なる勝ちでは納得してもらえないと思うので、内容を意識して一つでも多く相手を倒せるように技を磨いていきたいと思います」
ーー総本部所属の選手では、1987年の松井館長以来、無差別の世界大会・全日本大会で優勝者が出ていません。そのあたりで期するところはありますか。
「それは充分意識していますし、総本部の強さを証明するのが自分の責任と義務であると感じています。もう入賞とか、ベスト4では納得できないところまで来ていますし、必ず決勝まで勝ち上がり、目の前に見えている優勝をこの手で掴み取りたいと思います」

 昨年のベスト8入賞から世界ウェイト制を経て未完の大器と言われた赤石誠がどれだけ成長したのか、それを証明するための大会がこの第41回全日本である。「総本部であるという誇りが自分を成長させていると思います」
きっぱりとそう語る赤石の目からは、今大会へ向けた確固たる自信が感じられた。

aka-6.JPG

赤石 誠(あかいし・まこと)
1981年5月14日、東京都板橋区出身
07年第9回世界大会出場
08年第25回全日本ウェイト制重量級優勝
08年第40回全日本大会6位
09年第4回世界ウェイト制重量級3位
総本部所属、弐段。187cm、93kg



















第41回全日本空手道選手権大会 トーナメント表(pdf)
第41回全日本大会情報・チケット情報はこちら

申し込み用紙が表示されない場合はAdobe Acrobatなどがインストールされていない可能性があります。
その際は、
コチラのページよりダウンロードとインストールを行ってください。


  • 入門案内
ページの先頭へ