「カラテを始めて」
塚田龍之介／初段（少年部）／千葉県北支部

僕が空手を始めたのは、幼稚園の年中でした。始める前は、空手のことを知りませんでした。お父さんにすすめられ、最初に体験稽古に行きました。あいさつの仕方を教わったり、ミットを使ってパンチやキックをして楽しかったので習うことにしました。家では毎日お父さんと一緒に柔軟をしたり、道場で習った型の練習をしました。

　初めての昇級審査では、すごく緊張したのを覚えています。オレンジ帯の型は3つあったので難しかったのですが、昇級してオレンジ帯になったときはとても嬉しくて、練習ももっと頑張ろうという気持ちになりました。その後の昇級審査ではだんだん緊張することはなくなっていきましたが、帯の色が変わることで気持ちが引き締まりました。

　1年生の終わり頃に緑帯になり、その後にKファイターズに入りました。Kファイターズの練習は、自分の通う道場の練習よりも大変でしたが、そのおかげで少しずつ強くなれたのだと思います。

　肩や組手の試合には積極的に参加しました。組手ではいつも負けてばかりで自信をなくしたこともありましたが、大会で勝ったときや型の試合でメダルをもらったときは本当に嬉しかったです。

　正直に言うと稽古に行くのが嫌だなと思ったこともありましたが、黒帯の審査に受かったときは、今まで頑張ってきて本当に良かったと思いました。これからも日々練習を重ね、さらに強くなれるよう、鍛えていきたいと思います。押忍。