昇段レポート


「黒帯までの道のり」
進藤美峰/初段(少年部)/千葉県北支部

僕は小学1年生の秋から空手をやっています。空手を始めたきっかけは2つあります。1つ目は、友達に誘われたからです。でも誘われて始めたとしても、続けられるか不安でした。

2つ目は、自分自身を鍛えるためです。体を鍛えるためにはまず内面を強くする必要があります。毎年インフルエンザなどにかかっていた僕には、体を鍛え、強くなることが必要だと思ったからです。

このような理由で頑張ってきましたが、6年生のときに友達がやめていきました。僕もいつやめようか考えていましたが、山本先生が僕なら黒帯を取れると言ってくれました。それで中学校に入ってからも続けていました。

中学1年生のときはとても頑張っていましたが、2年生からはサボり始めました。なぜかと言うと「今日はいいや」という気持ちがあったからです。3年生になってから「このままではマズい」と思い始めました。夏以降は受験勉強をやらなければいけないので、夏合宿での審査が最後のチャンスだと思い、頑張って稽古に参加しました。

合宿中の審査では200パーセントくらい出し切りました。そして、やっと黒帯を取ることができました。

空手に誘ってくれた友達、教えてくださった先生、支えてくれた家族のおかげだと思い、感謝の気持ちを忘れないようにしながら黒帯を巻こうと思います。押忍。