菅 優作/初段(少年部)/横浜北支部
2013年11月20日
「努力すれば見たことのない景色を見ることができる」
菅 優作/初段(少年部)/横浜北支部
この度、昇段審査の機会を許可していただき、本当にありがとうございました。
空手を始めて約5年ですが、毎日の練習はとてもつらくて苦しいと思っていました。どうしてここまで頑張れたのか、自分でも不思議に思います。学校が終わった後、友達がみんな楽しそうに遊びに行くところを見ていると、とても羨ましかったです。ある日、父に話をしました。
「どうして毎日毎日、こんなにつらい練習をしなくちゃならないの?」
すると父は、
「努力をすれば、必ず苦しい思いをした分、見たことのない景色を見ることができる」と言われました。僕には父の言っていることがあまりよく分かりませんでしたが、だんだん試合をするようになって、勝った時のうれしさ、負けた時の悔しさを経験して、少しだけ父の言っていることが分かったような気がします。
道場の仲間とのつらい練習、仲間の頑張っている姿を見て、もっと自分も頑張れなければいけないと思いました。でも、今一番思うことは、基本、移動、型がしっかりできなければ決して強くなれないことです。移動の大きな動きの中に、すごく大事なことがあるように感じてきました。これからもしっかり練習して、自分にしかできない空手を目標に頑張りたいと思います。そして、まだ見たことのない景色を見れるように頑張ります。
これからも極真の黒帯として恥ずかしくないように、普段の稽古から後輩たちの良い手本になるように頑張りたいと思っています。そして、次なる高い目標に向かっていきたいです。
最後になりましたが、いつも道場で厳しくも優しくも指導して下さった師範、先生、先輩方、そして仲間たちに本当に感謝しています。これからもご指導のほど、よろしくお願いします。押忍。