直接打撃制(フルコンタクト)
第1回全日本大会の組手試合で採用された世界初のルール。従来の空手では攻撃を相手に直接当てることは禁止されてきたが、大山倍達総裁はボクシングやキックボクシングなどと比較研究を重ね、顔面を除いて攻撃を実際に相手に当てるという直接打撃制ルールを採用。古い空手界は「邪道空手」「殺人空手」と酷評したが、会場は超満員の観客で埋めつくされ、当時の空手専門誌はこの直接打撃制試合を次のように評した。「このような真剣試合は全空連規定の試合にはほとんど見られない死がすぐ隣にある。危険であるが故にこそ、ある種の美しさがある」

